新潟市長選は現職の中原八一氏が大差で 3 期目に
2026年10月26日 05:42
任期満了に伴う新潟市長選は 25 日に投開票され、無所属で現職の中原八一氏(67)が、いずれも無所属新人で元市議の青木学氏(60)と会社経営の早武淳氏(60)を破って 3 選を果たした [1][2]。中原氏の得票は 14 万 3724 票で、青木氏の 4 万 6638 票、早武氏の 3 万 4900 票を大きく引き離して有効投票の 6 割を超える票を得たうえ、市内 8 区のすべてで首位に立っている [3]。
午後 8 時に投票が締め切られると同時に、報道各社は中原氏の当選確実を伝え、8 つの区の開票は午後 10 時 42 分にすべて確定した [3][4]。投票した人は 22 万 7741 人で、投票率は 35.61% と 2022 年の前回の 32.10% を 3.51 ポイント上回ったが、新潟市が政令指定都市に移ってからの市長選では 3 番目に低い水準にとどまった [1][2][3]。同じ日には、市議会議員の中央区選挙区の補欠選挙も行われている [8]。
3 人ともどの政党の公認も受けずに立ち、中原氏は保守系の議員を中心に支えられ、青木氏には社民党や共産党、立憲民主党の市議団などが自主的に支援に回った [2]。早武氏は政党の支援を受けず、街頭演説をしない独自の選挙戦を貫いたが、及ばなかった [2]。新潟日報の出口調査では、中原氏が自民党の支持層の 8 割を固めており、最も優先して取り組んでほしい政策には「物価高対策」を挙げた人が 18.3% と最も多く、「医療・介護・福祉」の 16.9% が続いた [5]。
中原氏は旧内野町(いまの新潟市西区)に生まれ、新潟県議会議員を 4 期、参議院議員を 1 期務め、国土交通大臣政務官を経て、2018 年の市長選で 9 万 8975 票を得て初めて当選し、2022 年に再選された [6]。今回の選挙戦では 2 期 8 年の実績として行財政改革の効果を訴え、白山エリアへのアリーナの新設などを掲げてきた [7]。人口減少を最も重い課題と位置づけ、新しい産業で雇用を生み出したいとしており、当選を確実にしたあと、陣営で次のように語った [7]。
人口減少が進む中で、この新潟の課題、そしてまた、できるだけ早く人口減少に対応していく。こうした取り組みが私は必要ではないかなというふうに感じております。また、次の世代の若者や女性に夢を描いていただけるように、白山エリアにもアリーナを作って、皆さんに元気や新たな楽しみを与えていきたいとこういう思いでいっぱいであります。いずれにしましてもこれまでの 2 期 8 年の経験を生かしながら、重要課題やまたこれからの新潟が輝きを増す新潟、これをしっかり皆さんと共に作ってまいりたいというふうに思っております。
TeNY NEWS NNN(【新潟市長選】当選確実の中原八一氏「人口減少に対応していく」「白山エリアにアリーナを作って元気や楽しみを与えていきたい」《新潟》)
3 期目の市政には、地下街「西堀ローサ」をどう使い直すかや、住民に一定の負担を求める液状化対策への理解をどう得るかといった課題が残っており、まちづくりと防災の両面で手腕が問われる [2][7]。
参考文献
- [1]新潟日報([新潟市長選挙 2026]現職の中原八一氏が 3 選、大差で 2 氏下す 投票率 35・61%、政令市移行後ワースト 3【解説付き】)
- [2]TeNY NEWS NNN(【新潟市長選・開票結果】現職の中原八一氏が 14 万 3000 票余り獲得 3 期目の当選)
- [3]新潟市選挙管理委員会(新潟市長選挙 開票速報(確定))
- [4]TBS NEWS DIG(【新潟市長選挙】中原八一氏が 3 回目の当選を果たす 新人 2 人に大差)
- [5]新潟日報([新潟市長選挙 2026]「物価高対策」望む声多く、中原氏が自民支持層 8 割固める/新潟日報出口調査)
- [6]ウィキペディア(中原八一)
- [7]TeNY NEWS NNN(【新潟市長選】当選確実の中原八一氏「人口減少に対応していく」「白山エリアにアリーナを作って元気や楽しみを与えていきたい」《新潟》)
- [8]新潟市(令和 8 年新潟市長選挙及び新潟市議会議員中央区選挙区補欠選挙の投・開票速報について)